7月18日の朝、燕岳登山口近くの駐車場にて昨日購入した、おむすび弁当を食べ、燕岳・北燕岳登山の出発です。今回は、時短のために車中飯を作るのをやめ出来合いのお弁当にしました。
「燕岳・北燕岳」登山出発
6時30分に駐車場を出発です。ここでショッキングな発表です。私が、一番大切な「登山靴とストック」を忘れてきてしまいました。ここまで来たので覚悟を決めて、ウォーキングシューズで登ることにしました。ストック代わりに私が近くで木の棒を探して登り始めました。果たしてどんな登山になるのでしょうか?
6時44分燕岳登山口(中房登山口)に到着です。駐車場から15分程です。ここには、中房温泉があり、中房温泉バス停もあります。ただ、駐車場は中房温泉の予約客しか駐車できませんので、自家用車の場合は、前回紹介したの駐車場等に駐車することになります。ここ中房登山口には、無料のきれいな公共トイレがありますので助かります。
登山道左手がトイレです。
登山道は、1つ目の休憩地点の「第1ベンチ」までは、比較的緩やかな登山道で60代夫婦には助かります。
「第1ベンチ」到着
7時21分「第1ベンチ」到着、燕山荘まで4.5km。中房登山口から37分程です。駐車場からは51分程で休憩です。そんなに厳しい登り・場所もなく順調にここまで来ました。ここで休憩して、水分補給・エネルギー補給をします。ここから降りると水飲み場があります。私達は、そんな余裕もなく10分ほど休憩をして、7時31分に出発します。拾ったストック代わりの棒切れは、非常に役立っています。
「第2ベンチ」到着
7時56分「第2ベンチ」到着、燕山荘まで3.8km。「第1ベンチ」より25分程です。ここまで非常に順調に来ました。途中では、ストック代わりの木の棒も「いいですね」と声もかけられました。しかし、さすが「燕岳登山」というだけあり、運動靴・ウォーキングシューズの人は見かけませんでした。気にせず前に進んでいきます。ここでも水分補給・エネルギー補給をして10分ほど休憩を取り、8時6分に出発します。
ここからは、岩場の登山道が出てきて、急こう配の所もあり、ウォーキングシューズ・木の棒では、苦労します。
「第3ベンチ」到着
8時36分「第3ベンチ」到着。「第2ベンチ」から30分程です。ここでは18分程休憩して、8時54分に出発です。天気も良く、爽快な登山を楽しんでいます。
「富士見ベンチ」到着
9時23分「富士見ベンチ」到着です。「第3ベンチ」から29分程です。ここで22分程休憩を取りました。だんだん休憩時間が長くなり疲れも増してきました。ここを9時45分に出発しました。
ここからは、かなりきつい登山道も出てきます。何とか登っていきます。
「合戦小屋」到着
10時11分「合戦小屋」到着。「富士見ベンチ」から26分程です。ここの目当ては、何と言っても名物の「スイカ」です。500円のスイカを2人でほうばります。暑さと適度の疲れもあり、とてもおいしく頂きました。500円はお値打ちな価格ですね。
スイカの種は、皿に入れて戻します。
10時34分さあここから「燕山荘」に向けて、出発です。少しきつい登りもありますが、比較的登りやすい登山道が続きます。
ここは、今回の「燕岳登山」の中でも危険なところですが、難なく登り切りました。
もうすぐ本日の宿泊地「燕山荘」です。
「燕山荘」到着
11時33分「燕山荘」到着。今日の宿泊地です。ここでチャックインして、荷物を置いて、「燕岳・北燕岳」山頂まで行きます。1泊2食付き15,000円/1人です。リックがないだけで登りやすくなると思いますので、60代夫婦には、ありがたいです。
念願の「燕岳」です。勇壮な姿がりりしいです。
「燕岳」山頂到着
13時8分「燕岳」到着。白い花崗岩と緑のハイマツの景色が美しいです。そして、岩の造詣が素晴らしいです。「アルプスの女王」と呼ばれるだけあります。
有名な「イルカ岩」です。本当にいるかのようですね。
ついに「燕岳」2,763m山頂です。
「北燕岳」山頂到着
最初の予定では、登る予定でなかった「北燕岳」に登ってしまいました。今回は、「燕山荘」に予約が取れて、余裕がありましたので、「北燕岳」にも挑戦することにしました。
13時22分「北燕岳」山頂到着。
「北燕岳」山頂までは、結構厳しい登りでした。
北燕岳2,723m山頂です。
「燕山荘」到着
14時44分「燕山荘」到着。6時30分に駐車場を出発して、8時間13分の長時間の登山を無事終えることができました。疲れを癒すために2人で「燕山荘」の喫茶室で500円のホットコーヒーを頂きました。喫茶店王国の愛知県民が味わった本格的なコーヒーでした。
「燕山荘」の部屋は、個室形式になっており(今回は平日のため宿泊客が少なかったかも)3人分の布団がありましたが、60代夫婦2人で1部屋でした。1泊2食付き15,000円はお値打ち。
「燕山荘」の夕食、山小屋とは言えない豪華な夕食でした。ハンバーグ・魚の煮つけ等々どれもおいしくまた来たいと思わせる料理でした。何人ぐらいでしょうか100人?すごくシステマテックにスムーズに楽しく大人数で食事ができた事驚きです。
「燕山荘」からの夕陽
夕食後は、一休みして夕焼け空を楽しみました。しかし、雲が多く良かったのか疑問ですが、地上では見られない雲の動きは格別でした。
「燕山荘」からの朝陽
「燕山荘」の朝食と別れ
「燕山荘」の朝食もウインナーソーセージ・鮭の焼き魚等豪華な朝食でおいしく頂きました。
これから下山ですが、下山のお話は次回お話しします。ぜひ、ご覧ください。
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