今回は、40年程前の私が25歳前後の頃の仕事の風景、どのな仕事ぶりだったかを思いだしてみました。ぜひ最後までご覧ください。写真は、妻と近くの猿投山登山に行った時の写真です。
やりたい仕事と別の仕事
自分がやりたい住宅会社に入り、希望の設計の仕事でなく、現場監督として頑張っていました。やりたい仕事である住宅会社に入ることができましたが、仕事内容としては、自分がやりたい事とは違う仕事をしていました。大学で建築を学び住宅設計の面白さ、夢をかなえる設計の仕事ではありませんでした。しかし、目の前の膨大な仕事量を前にしたすら、仕事をこなしていました。
👉人生何事も思い通りにいかないし、思い通りにならない事がいいこともある。後で思うのですが住宅監督の仕事が私の天職でした。設計の仕事は、あまり向いていませんでした。
仕事で1人前になる事
仕事を覚え、1人前として働きつつ、責任の重さを感じ始めた時期でした。がむしゃらに先輩の真似をして、後を追い、1人立ちすると毎日が問題山積みの連続でした。しかし、経験・能力のない分、長時間コツコツ仕事をし、何とか仕事をこなしていました。無我夢中と言いますか、その時には責任とかを感じる暇もありませんでしたが、問題が解決せず、人に迷惑がかかるというときに「責任の重さ」を痛く感じました。
👉先輩が何とかしてくれるのでなく、自分が何とかしないといけなくなる。そのことが成長につながり、喜びになりました。
資格と実務の重要さ
資格を取っても、実務的にはまだまだのため、建築現場の職人には頭が上がらない。建築業界は、資格がものをいう社会でもありますが、資格だけ取っただけでは、何もことをなすことができません。しかし、時間のある若いうちに資格は、取るものだと先輩から、アドバイスを頂き、入社1年目より資格取得には、頑張り2級建築士等を取得していきました。しかし、仕事上は若いから現場知識がないから、現場の職人さんも営業社員も思うように協力してくれません。やはり、現場の実践を徹底的にして、人よりも汗をかくことが大切だと痛感しました。こうして現場知識が増え、人一倍汗かくことで現場の職人さん営業社員にも信頼され、お客様にも喜ばれるようになりました。このようになると、資格がさらに生きます。若いけどちゃんと資格があるから、大丈夫だねとか言われ、信頼されてきました。
👉2年もすると職人さんへの現場での信頼度が上り認めてもらえた。
クレーム産業
住宅業界は、お客様は神様的な世界のため、「クレーム産業」と言われるほどで、かなり理不尽なことにも出会った。次々に出てくるクレームに対して、真摯に粘り強く対応することで問題解決につながりました。初めは、おたおたしていましたが、お客様の懐に潜り込んで真正面から、問題解決に動くことで解決していきました。だんだんコツもつかんでいったようです。
👉クレームの一方「ありがとう」と言われることもあり、やりがいを感じ始めた時期だった。ありがとうと言われると今までの多くの問題・悩みが解決する様でした。
24時間働けますか?
25歳前後の時は、とにかく、よく働きました。テレビ宣伝通り「24時間働けますか?ビジネスマン・ビジネスマン」です。タイムカードが次の日になることもしばしばありました。今思えば、なぜここまでやれたのか?とにかく仕事が好きで、人のために何とかしなければという思いが強かったと思います。
👉今なら完全にブラック企業でしたが、人間関係がよく家族的な会社であったので、楽しく仕事をしていました。
大学を出て、仕事を覚え始め、責任を持たされ始めた25歳前後の会社時代の頃を思い出してみました。最後まで読んでいただきありがとうございます。
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