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わが会社人生に悔いなし№24

シニアライフ

前回は、会社人生の中での学びが重要であったことと最初の資格等についてお話ししました。今回は、最初の資格を取ってからのお話とその後の資格等の学びのお話をします。私は退社していますが、ここでは「わが社」と言わせていただいています。ぜひご覧ください。

2級建築士の資格を取ってからの環境の変化

①まずは、名刺に2級建築士と入れることができました。何か偉くなったような気がしました。何も変わりませんが不思議なものです。ただ、努力して頑張ったことがこのように思うのかなと思います。
②名刺を渡すと、23歳の私ですがお客様の安心感・信頼感が違ってきました。もちろん、年齢をいつも言うわけでないので、年齢よりも老けて見えていることもあるかもしれません。基本、童顔の私ですから、ほとんどの方からは、年相応もしくは、若く見られていたと思います。資格のすごさを実感しました。
③職人さんたちの目も建築士かすごいなとよく言われました。ただし、現場での実力は変わりませんでした。
④すべての業務において、やる気・自信が前よりも持てる様になったと思います。
⑤お客様・職人さん・社内でも、見る目が違ってきて、責任感も湧いてきたように感じました。
2級建築士だからと言って、現場のことがわかったわけでもなく、指導をできるわけでもありません。しかし、基本的なことは理解し、仕事の専門的な知識は、吸収しやすくなったと思います。住宅関係の資格の中でも、2級建築士は、実務に一番役立つ資格だとは思います。
2級建築士をとったのが1980年で(資格証が届いたのは次の年かも)、入社の年ですから自信にすごくなりました。会社からの資格への後押しがあり、実務の資格を含めて、この後、次々と取らせていただきました。

さらなる資格とその意義

次に取得したのは、1984年の入社4年目の年で、「木造建築物の組み立て等作業主任者」の資格です。この資格は、木造建築を建てるのにかならず現場でこの資格者がないとだめという資格ですから、実務には欠かせない資格です。試験は、講習会に行き、最後に簡単な修了試験を行うものでした。ほとんどの人が取れる資格です。しかし、重要性はかなりありましたし、現場の勉強にもなった資格でかなり役に立つ資格でした。私は、根はまじめですから、すべてを吸収しようと一生懸命に講習を受けていましたが、先生が修了試験のかなりのヒントを出すので多くの方が居眠りをしていました。
※木造建築物の組立て等作業主任者とは、軒高5m以上の木造建築物の構造部分の組立て、屋根下地や外壁下地の取付等の安全面などの監督・指導のあたる責任者の資格です。
そして、次に取得した資格が憧れの「1級建築士」でした。この資格は、私にとってかなり難しい資格で色々お話ししたいので、次回お話ししたいと思います。ぜひ、ご覧ください。

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