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わが会社人生に悔いなし№23

シニアライフ

前回は、工事課で他のエリアの対応した経験をお話ししました。今回は、会社人生の中での学びが重要であったことをお話しします。ぜひ、ご覧ください。私は退社していますが、ここでは「わが社」と言わせていただいています。

学びの重要性

40年程の会社人生の中で資格試験を通しての学び、読書を通しての学び、現場での学び、社内での学びが会社人生の中にあっても、私的な人生の中にあっても非常に豊かな人生を歩む糧になったと思います。
私は、勉強嫌いで小学校・中学校2年生まで通信簿は5点評価の1~3がほとんどでした。高校受験を前に自分の家庭が貧乏で近くの普通高校に通うためには、どうしてもその高校に受かるために必死に勉強しました。その甲斐あり、下から数えた方が早い順位で合格できました。そのころは、やりたいことがはっきりしなかったので、家庭環境からすると専門高校に進学すべきだったと思いますが普通高校を選びました。合格できたおかげで、高校時代に住宅の建築士になる夢を持てました。そして、1浪の末、工業大学の建築科に合格できました。合格と言っても、勉強が苦手ですから1浪してやっと1校のみ合格しました。なんといっても、大学は東京の大学で錦を飾るという思いがあり、東京の大学しか見えませんでした。しかし、貧乏な我が家には、学費・仕送りを出せる余裕がありません。受験は東京近辺の国公立に絞り受験しましたが、勉強が苦手ですから受かろうはずがありません。そして、不合格がわかって、受験本の中に新聞奨学制度を見つけ、これなら予備校に通いながら大学受験ができるそして、無理な国公立でなくても私立でも大学に通えると思い希望が湧きました。勉強が苦手でも、貧乏でも家庭を支えなければいけないほどでなければ、なんとかなると思いました。勉強が苦手な私でも希望の大学に受かるまで頑張ることができたのは、中高と剣道に打ち込んだおかげだと思います。勉強が嫌いでも、体力には自信がありましたので、好きな道の第1歩を歩むことができたと思います。この受験勉強中にあきらめていたら、夢がかなわず今の自分があったかどうか、学びの重要性を始めて実感しました。

会社に入社してからの学び

会社での実務の先輩・職人さん・お客様からの学んだことは、以前にお話ししましたので、今回は資格試験を中心にお話ししたいと思います。

まず、一番初めに建築科を卒業しましたので、大学時代からの夢の一つに建築士になるということがありましたので、なんとしてでも2級建築士になりたいを考えていました。しかし、入社1年目は、すべての業務が難しく受験のことまで頭にありませんでした。しかしそのような時、前にも話しましたがある先輩社員が、「クリちゃんは(私のあだ名)何もできない(その当時は住宅の営業マンでしたので住宅の契約ができない)のだから、2級建築士ぐらいは、取らないとだめだな」と言われ、必死に勉強しました。まだ、大学でたてですから楽勝だと思いましたが甘くはありませんでした。特に製図は、日ごろ図面を書いてないので苦労をしましたが、試験当日自分の周りを見て、自分よりかなり年の人、自分と同じ若い人様々いましたが、絶対にこの人たちに負けないという気合で乗り切りました。合格の秘訣は、結局「根性」でした。

この続きは、次回でお話ししたいと思います。ぜひご覧ください。

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