前回は、入社後の営業として活動していたことをお話しし、突然一大事が起こったということまでお話ししました。今回は、その後と周りの先輩諸氏のことをお話しします。前回もお話ししましたが、すでに私は退社していますが、ここでは「わが社」と言わせていただいています。
突然の一大事とは?
新人営業として、半年ほど活動して、やっと1棟契約が取れ意気揚々としていた時に、私が配属された展示場の唯一の現場監督が事情があり退社することになったのです。会社としても一大事で、3展示場を取り仕切っていた所長が展示場の営業全員を集め会議を開いたのです。「監督がやめるので、今いるメンバーから監督を決める。」というのです。半年過ぎて、展示場のメンバーの人となりは、ほぼ把握していましたので、少しいやな予感がしていました。「ここにいるメンバーで監督に関係しそうな人は栗ちゃんだよね。では、栗ちゃんに監督をしてもらおう。みんないいよね?」「いいですね。栗ちゃんしかいないよね。」私がちょっと渋った顔をすると「まあ、代わりの監督が入るまでだから、よろしくね。」と言われたので、納得して引き受けました。事実、建築を学んだものは私ともう一人の建築士の先輩しかいませんでしたが、その先輩は、営業として契約をしていますし、他の猛者たちの設計の先生ですから、監督に取られたくありません。おのずと大学で学んだとしても住宅の知識は0に等しいい若い私がやることになったのです。俗に言う「白羽の矢が立つ」ということだとある先輩が行っていました。多少違うところがあるかもしれませんが、こんな具合です。
配属された展示場のすごいメンバー
まずは、すぐ上のY先輩ですが、私は1浪したこともあり私より若くて覇気があり、堂々としており、契約も順調に上げて、とてもかないそうにありませんでしたし、1つ下の人とは思えませんでした。その上の先輩はK先輩は、私よりも2つ若くイケメンの優しい東北育ちの純朴な先輩。そして、次のK先輩は、私より1つ年上でしたが、頼りがいがあり、大人とお酒関係の遊びについては、
ぴか一でした。なんでも相談のできる兄貴的存在でした。他の先輩は、誰が会社での先の先輩か覚えがありませんが、T先輩は、麻雀・賭け事等の遊び好きのその世界の師匠的な存在でした。M先輩は、センスが良く、図面をかくのにみんなが頼りにしていました。そして、この展示場のリーダーは、A店長で口うるさく、ストレートに小言を言うリーダーでした。そして、最後に他の展示場もまとめる所長がY所長です、大局観で物事を見て本当の意味で大人でしたが、あまり展示場に来ないので実質A店長を中心に回る世界でした。
この辺で今回のお話は終わりにします。次回は、紹介した先輩諸氏との展示場での思い出話をしようと思います。ぜひご覧ください。
コメント