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わが会社人生に悔いなし№26

シニアライフ

前回は、憧れの「1級建築士」の資格取得についてお話ししました。今回は、2次試験等とその後のお話をします。ぜひ、ご覧ください。私は退社していますが、ここでは「わが社」と言わせていただいています。

1級建築士2次試験とその後

①2回目の試験でやっと1次試験に合格して、意気揚々として、幸せ気分を味わいつつ、2次試験も1次試験同様妙な自信があり、独学で試験に臨みました。仕事から帰宅してからの2次試験の勉強は、思いのほか難しく、思うように製図の練習ができず、また、ポイントもつかめず悶々としておりました。しかし、あきらめない姿勢は、根強く休みの日曜日に集中して行いました。ある程度、自信を持ちながら、後は根性と思い試験に臨みましたが、残念ながら不合格になってしまいました。
②この試験では、同期入社のS君が見事合格して、悔しい思いも経験しました。これこそライバルだと思い、負けじ魂に火が付き、この失敗を繰り返さぬように、日建学院に通うことにしました。
③前回の1次の学科試験同様に、仕事は超忙しく学校に行く暇もないほどでしたが、前回同様まずは、時間になったら、日建学院に向かい、日建学院の1階の事務所で、仕事の事務仕事を片付けてから、2階の教室に向かいました。
④しかし、前回の学科の1次試験とは違い、製図の実施試験は、想像以上に私にとって過酷でした。まず、ペンを持つと手が震えて、直線がかけないことに、驚くと同時に、絶望感すら感じました。毎日、住宅の現場監督をして、かなりの体力仕事でしたから、無理もありません。
⑤とにかく、手の震えを治すには、練習あるのみと、徹底的にある図面を丸写しする作業を休日の日に繰り返し行いました。
⑥2次試験の製図の試験は、とにかく課題に対して、すべての条件をクリアーしないと、いくら製図がうまく書けても不合格になるのです。しかし、私は日建学院での授業・模試でも課題をクリアーして時間内に図面が完成させる事が難しく、まずは製図の時間がこれくらいまでは、かかることがわかりましたので、極力課題の検討時間を最短時間で行うしかないのでした。

当日の2次試験の製図の出来とその後

①案の定、課題を考える限界時間(製図を書き終える限界の残時間)が来てしまい、製図を書きながら、考える戦法に出ざる負えませんでした。
悪戦苦闘・周りの人に負けないぞという根性で制限時間ぎりぎりまで使い果たし、やっとのもいで書き上げました。
③今回は、忙しい仕事の中で死ぬ思いで勉強に励みましたので、今回不合格ならば、しばらく試験は受けないつもりで臨みました。それほど、精も根もつきつつありました。
④合格の確率は、5分5分でしたが、なんと合格しました。1つの夢がかない、今後の会社の仕事人生の中での大きな転換点を迎えたと思います。「努力が運を呼ぶと思った瞬間です。」
この1級建築士の合格により、資格試験へのさらなる闘志がわき、次の資格試験に望みました。このお話等は、次回お話ししたいと思います。
ぜひ、ご覧ください。

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