前回は、さらなる会社の進化の過程と工事課での奮闘のお話をしました。今回は、初めての転勤した場所のいろいろな問題を含めてお話ししたいと思います。ぜひ、ご覧ください。すでに私は退社していますが、ここでは「わが社」と言わせていただいています。
初めての転勤先
その転勤先は、様々な問題を抱えており、まずは転勤でなく問題解決のために行くことになっていたのですが、いつの間にか転勤という形になっていました。状況を考えると仕方ないと思うし、自然の流れであったと思います。
その地は、昔は宿場町で意外と栄えている市でした。そして、南に行けば海のある漁師町あり、北に行けば、山がありと自然も豊かな所でした。
ここの地では、初めは高速通いでしたが、転勤と名がついてからは、3DKのアパートに後輩2人で3人での生活になりました。自宅には、週末に帰るような生活です。
平日は、アパートに帰るだけですから、目一杯仕事に集中して、行うことができました。
転勤した工事課では、問題だらけ
営業の勢いは、すざましく展示場間でも有数の展示場になりつつありました。しかし、その反面工事課の問題は、山積みで心穏やかな日は、ありませんでした。
①職人さん不足で現場が進まない。引き渡しができない。
②上棟をおこなっても大工さん不足で先に進まない。
③新しく入れた大工が、「大八」いや「大六」で大工さんのなりそこないような人で、信頼できる大工さんにやり直しをしてもらうことになる。すぐに入れ替えを余儀なくされたので、さらに大工不足が大きくなる。
④他の職人さんもいまいちの職人さんが入り、かなり苦労する。
⑤現場は、職人さんが入らない状態が続いて、お客様からは苦情が絶えない。
しかし、そのな状態の時に様々な、応援・努力・突飛な策があり、何とかしのいでいきます。
①営業さんたちは、皆さんいい人の集まりで、1つの家族のように様々な工事課への応援・お手伝いをしてくれました。
②職人不足・駄目な職人の施工があっても、わが社・わが社員のこと思いの職人さんがいて、職人さんを紹介してくれたり、新人の職人さんの応援・指導に行ってくれたり、非常に助かりました。
③わが社を信頼して契約して頂いたお客様の中にも、お引き渡しを伸ばしてくれたり、この状況でもお客様を紹介してくださり、非常に心の支えになりました。
④新入社員の監督には、現場の勉強だという名の基、現場の大工さんの手伝いをしてもらい、大変な新人監督時代を過ごさせたと思います。
⑤新しいまともな職人さんを集めるために他社の現場に職人さんのスカウトに全員で頑張りました。
こうして、皆さんの応援で何とか一番苦しい時を脱しようとしていました。しかし、まだ大変な出来事が起こるのでした。
この続きは、次回にお話ししたいと思います。ぜひ、ご覧ください。
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