お知らせ

野菜作りが楽しい

シニアの日常

 私は、自宅近くの共同家庭菜園を借りて、妻と2人で野菜作りをしています。妻が初めて8年ほど経つでしょうか?私が定年退職後本格的に家庭菜園で野菜作りを初めて、3年目になります。野菜作りは、手間をかけるとそれだけの収穫があり、ほっておくとそれなりの野菜の収穫しかありません。ただ、運よくというか気候のせいか、何もしないでもおいしい野菜がたくさん収穫できるときもあります。そして、何よりもとれたての野菜が食べられるという至福の時を持てます。

自宅近くの農業(農家)の現状とNPO

 家庭菜園を初めて、農業の大切さを感じ、また近隣での農地の状況を見ると、だんだん農地が宅地化されたり、従事している方がお年寄りの方が多いことに気づき始めました。たまたま、市の広報で「農地を農地として未来につないでいきたい」「家庭で食べる野菜は、少しでも自分の手で育てよう」として耕作していない農地を有効に活用し活動しているNPOの存在を知り、このNPOで活動するようになりました。

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農家が耕作しない農地を借りてNPOで収穫体験のための作業

 今回は、このNPOの活動の1つで、市民にジャガイモの収穫体験をしてもらうために、会員の皆さんとジャガイモの種埋めをした
 広い農地にジャガイモの畝を3列すでに有志の方々が、耕運機等で畝が作られていました。この農地は、水はけが悪く、昨年は水が多かったのか収穫がいまいちであったので、通常は20㎝ほど堀り、そこに種いもを植えるのですが、畝を作り高くしてそこに20㎝ほど堀り、埋めていきました。作業は、全員で手分けして行いました。作業手順としては、下記の様に行いました。
①種いもを2つに切ります。(小さい種いもSならばそのまま埋めてもいいのですがMのため、2つに切ります。)
②切口に灰をつけます。(代表の方がまきストーブの灰を持参してくれました。灰は種イモが腐らないため。切って乾かせばなくてもいいみたいです。)
③畝に20㎝ほどの溝を掘ります。
④牛糞堆肥4つかみ程と化成肥料1つかみ程をバカ棒を使って、40㎝間隔にまきます。(バカ棒:誰でもメジャーを使わず作業ができるように棒に40㎝の線を引き、その線を利用して作業をする。)
⑤上記の肥料の間に種いもを置きます。
⑥その上に土を5~10㎝かぶせます。
⑦畝全体にマルチシートをかぶせます。
⑧マルチシートの両側に土を載せます。

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作業の様子

 作業は、参加者のお子さんも含めて老若男女23名で手際よく行いましたので、1時間ほどで終了しました。7月頃の収穫体験が楽しみです。多くの市民の方が訪れる思います。(多分100~150名ほどの方)
 このような活動を通して、少しでも市民の方が、農業に関心を示して、「農」の大切さ・すばらしさを感じて頂き、自分で野菜作りをしてもらえればと思います。このNPOでも市民農園を運営しています。30㎡(5×6m)年間6000円で利用してもらっています。もちろん、給水設備・駐車スペースもあります。先日TVで見たのですが、東京でも家庭菜園ブームで1坪(1.8×1.8m)で2万円ほどと聞いてびっくりしました。

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この活動を通して、身も心も豊かになり、幸せな気持ちになりました。

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