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わが会社人生に悔いなし!№16

シニアライフ

前回は、前々回に続きさらに問題が発生した事をお話しました。今回は、この頃すでにあった「わが社の独自性の事」をお話ししたいと思います。ぜひ、ご覧ください。すでに私は退社していますが、ここでは「わが社」と言わせていただいています。

入社してから1990年頃までのわが社の独自性

①常に夢を追い求めて、理想の家づくりを求めていた。例えば、絶対地震で倒壊しない家づくり。
②住宅業界に施工マニュアル書の導入。
③現場見学会の実施。
④自社工場見学会実施。
⑤営業向けオリジナルアプローチブック作成。
⑥お客様向け住宅セミナーの開催。
⑦産学共同で住宅開発。
⑧実物大の実験実施。
⑨木造の構造材の加工は、すべてプレカットで行う。野物という湾曲した梁もプレカットで行う。
⑩主要な部材を、乾燥庫に入れ乾燥させて、加工・施工する。

⑪1階部分の構造材は、腐りにくくシロアリに強い加圧式防虫防蟻処理をした材料を使用。
⑫屋根は、土葺きでなく、土を乗せない瓦桟葺きで釘打ちを行う耐震工法。
⑬屋根の瓦の下のシートは、黒のビニールでなく、ゴム状のシートにする。他社は、長らくビニールのシート。
⑭ゴム状のシートの押さえは、縦に垂木上にべニアで行い、外に雨水が流れる工法。
⑮ベランダの防水は、アルミ等の板金施工でなく、シート防水。その後、他社よりいち早くFRP防水になる。
⑯外壁は、サイディング板をいち早く導入。
⑰外壁のタイルは、モルタルのだんご張りでなく、ボンドによる直貼り施工。これで、地震でも落ちにくいタイルになる。
⑱室内の洋間入り口が2mの高さ、和室も6尺3寸(1909)の高さ。他社は、6尺(1818)の高さ。
⑲洋室関係をバリアフリーにする。その後、和室も含めていち早くバリアフリーになる。
⑳内部壁は、胴縁を使用しない直貼り施工。
㉑室内の設備品をオリジナル製品にする。⇒ほしくても、わが社で契約するしか手に入らない。
㉒施工は、自社施工。(他のハウスメーカーは、工事の施工は丸投げの所が多く監督のみが多い)
㉓いち早く女性監督の活用。
㉔木造住宅の会社としていち早く労働衛生安全大会の開催。

上記のほとんどは、今ではどこの会社も行うやり方で、わが社がスタンダードに作り上げていったと思う。

次回は、私の住宅の監督として、大きな転換点になる次の転勤先での出来事をお話しします。ぜひ、ご覧ください。

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