お知らせ

磐梯山登山&車中飯(20年来の夢叶う!)

キャンピングカー
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 前回は、長女が友人の結婚式で帰省したついでにこれはチャンスだと思い、私たち夫婦も福島の日本百名山磐梯山登山のため、娘の住む栃木県那須塩原市まで行くことにし、高速道路のSAで車中飯を楽しみながら、栃木県那須塩原市の長女の家までのキャンピングカーで行く旅のお話をしました。今回は、妻が20年ほど前の若い頃の登山で「猪苗代湖が眼下に見える磐梯山の景色を再び見たい」という夢の実現のため、娘も同行した3人の磐梯山登山のお話をします。

 愛知から栃木の娘の家で1泊して、磐梯山登山をしました。目的地の猪苗代登山道近くの駐車場まで東北自動車道を使うと1時間50分ほどですが、私達は一般道で向かいました。一般道では3時間程で目的地の磐梯山猪苗代登山口近くに到着するという予定でしたが、朝早く行くので3時間以上かかってもいいと思い一般道でのんびり行くことにしました。
 ちなみに磐梯山の猪苗代登山口は、「猪苗代スキー場駐車場」と検索すると目的地近くにいくことができます。
 磐梯山登山を早朝8時からするために娘のアパートを5時に出て、一般道をひたすら走り、猪苗代湖が見え、猪苗代湖沿いを気持ちよくドライブをして、いよいよ磐梯山近くの「道の駅猪苗代」までやってきました。時間は、朝7時ごろですから2時間程でここまで来ました。目的地の「猪苗代スキー場駐車場」まで10分程です。一般道でもかなり早く着くことができました。
 「道の駅猪苗代」には、磐梯山も望める写真スポットもありました。冬場は、スキー客で賑わっているのだろうと想像がつきます。まだ新しい道の駅で建物もきれいで魅力的です。9時開店ですからまだお店は開いていません。おトイレを借りて、情報館でパンプレットを頂き、ここで車中飯・朝食を取ることにしました。車中飯と言っても朝娘が作ったバナナのフルーツサンド・コーヒーを3人で車中で頂いただけでしたけど、車中飯と言わせて頂きます。
 この道の駅で以前三河に住んでいたという方に声をかけて頂き、少し私達が住んでいる三河のお話をしました。こうしてキャンピングカーで旅をしているとお声をかけていただくこともあり、嬉しいです。三河は三河武士で有名だと思いますが、三河武士は徳川家康に仕えた忠誠心が熱い武将の事を言います。三河地区は愛知県の東部地方の呼び名になっていますが、現在車のナンバープレートで三河ナンバー車は、私の住むみよし市をはじめ7つの市になっています。

愛車タウンエースキャンピングカーTACOS HANAです
娘の手作りのバナナのサンドイッチとてもおいしくいただきました。右手下の水筒に入れてきたコーヒーも本当においしく頂きました。

 「道の駅猪苗代」で車中飯・朝食を終え、目的地の「猪苗代スキー場」まで向かいます。7時30分頃に到着しました。駐車場は、平日なのかまだほとんど駐車していませんでした。駐車場からは、猪苗代湖が見えました。天気がいまいちなので絶景を見ることができるか、山頂付近の天候が心配です。
 私達が6つある登山口で「猪苗代登山口」を選んだのは、日本国内4番目に広い湖の猪苗代湖を眼下に望みつつ、途中高山植物が生い茂る沼ノ平の湿原を経由した散策を楽しむことができるのでこの登山口にしました。

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眼下は猪苗代湖です。

 いよいよ登山開始です。「猪苗代登山口」から出発です。

猪苗代登山口です。

 いよいよ磐梯山登山開始です。標準タイムは6時間50分位ですから、今回も休み休み風景を楽しみながらの登山になり、なんと8時間54分の長時間の登山になり、へとへとになりました。磐梯山は、福島県にある百名山の1,816m の活火山です。
 それでは「猪苗代登山口」から出発です。初めは、なだらかな坂の登山道を延々と登っていきます。結構きつくて少し心が折れそうになりますが、登りですから希望もあり、のんびりと3人で登っていきます。初めは舗装道路の登山道でしたが、途中からは下記の写真の様な新緑が鮮やかな登山道を登っていきます。緩やかな登山道を抜けると今度は岩だらけの少しきつい登山道を登っていきます。

YMAPより
周りは、新緑が鮮やかな小鳥さえずる気持ちの良い登山道が続きます。
まるで避暑地に来たようなところを登っていきます。
ゆるやかな登山道を抜けると岩だらけの少しきつい登山道になります。休憩を入れながら登っていきます。
途中の開けたところで猪苗代湖が望めます。
登山道の所々で高山植物が咲いています。
気持ちよく足を進めて登っていきます。
目指す磐梯山の頂上が新緑と相まって、美しい姿が楽しめます。
本当にきれいな高山植物ですね。

 そして、今回の最大の見どころ、雪が残った磐梯山とブナの白木の登山道を進んでいきます。途中、桜の花も磐梯山とみることができ、登山道も雪が残っている所もあり、雪の登山道の醍醐味も少し味わえました。そして、眼前に見える山を今から登っていくのだと思うと本当に山頂まで行けるのかと心配にもなりました。

咲いているタンポポも平地のたんぽぽよりもより鮮やかに見えます。
雪の残った磐梯山・登山道最高でした。自然の美しさをしみじみ感じたところです。
5月下旬だというのに桜が咲いていました。雪を残した磐梯山と桜は日本を感じる最高の景色でした。
水芭蕉が鮮やかに咲いていました。
磐梯山・赤穂山・櫛ケ嶺に囲まれた沼ノ平
頂上のすぐ真下にある「弘法清水小屋」

 頂上のすぐ真下にある「弘法清水小屋」に到着しました。登山を始めてから3時間50分です。すぐ上に磐梯山の山頂が見えます。少しここで休憩して出かけます。

さあ、この鐘のある所から、恐怖の上りの始まりです。果たして60代夫婦が無事に登りきることができるでしょうか?
こんな岩だらけの超きつい登山道を登っていきます。

 ついに山頂下に到着しました。素晴らしい景色です。日本百名山「磐梯山」登頂成功しました。

ここからは、360度素晴らしい景色です。

 山頂に到着しました。朝はいまいちの天気ですが晴れました!素晴らしい景色です。妻が20年ほど前に登頂して、死ぬまでにもう1度見たいといった景色です。「20年来の夢」がかなった瞬間です。

ここが山頂の三角点です。
山頂に到着しました。素晴らしい景色です。
眼下に沼ノ平を望んだ景色も素晴らしいです。
360度絶景です。これが登山の醍醐味ですね。

 眼下に猪苗代湖を望んで山頂で昼食を取ります。娘が作ったおにぎり・ゆで卵最高においしく頂きました。

さあ下山です。
途中の登山道では、雪解けの水で沢の様になっていて、登りとは違い歩きにくかったです。

 今回の百名山の磐梯山登山は、下山の最後の緩やかな坂=リフト区間は、大変な思いをして下山しました。しかし、妻の20年来の夢が叶い、雪の磐梯山、桜をはじめ高山植物等が見れて、素晴らしい登山でした。そして、60代夫婦にとっては、8時間54分の登山は、厳しく次回の登山は、考えないといけないと感じました。例えば今回の磐梯山登山では、1,100mまでリフトに乗り、そこから登山をすれば、登山の醍醐味も味わえて、体力的にも大丈夫かなと思います。リフトの運行は、2022年は、7月23日~8月21日になりますので、今回と同じ時期には無理なようです。
 次回は、もう一つの心残りの実現のための旅をしますので、ぜひご覧ください。

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