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60年程前の生活から学ぶもの?

シニアライフ

最近、2週間に1度位、自宅の愛知から静岡まで、1人暮らしの91歳の母の介護(母ができないことのお手伝い)に行った時に昭和38年前後の幼い頃のことを思い出し、60年程前の生活から学ぶことがあると感じて、今回は「60年ほど前の生活から学ぶもの?」について、お話しします。

昭和38年前後の私の幼少期の生活(私は64歳)

61間に家族4人暮らし。押入付き。

平屋建ての3件の共同アパート生活でした。6畳の部屋は、寝室兼居間兼ダイニングでした。丸いちゃぼ台(テーブル)を出して食事をし、ちゃぼ台の足を折り、布団を敷いて家族4人川の字で就寝していました。

②共同のキッチン・浴室・トイレ。

共同のキッチンは、小さなタイルが貼ってある流し台に、むき出しの丸いガスコンロでした。もちろん湯沸し器はなかったです。

③水道は、井戸で手こぎポンプ。

手こぎ式のポンプは、子供の力ではなかなかこげなかったように思います。60歳ごろにピロリ菌が健康診断で発見され、病院通いしたのもこの井戸水が原因。

④風呂は、五右衛門ぶろでまき焚き。

お風呂に入る時、底板を鎮めるのが一苦労で熱い熱い風呂でした。毎日まきでおやじ達が沸かしていたなんてすごい事。

⑤洗濯は、たらいで洗濯板で洗濯。

母は、よく大量の洗濯物を手洗いでやっていたと思います。脱水を手回しで行う洗濯機を初めて見たときは感動しました。

60年程前の生活から学ぶもの?現在の生活に生かせること?

61間に家族4人暮らし。押入付き。

今の時代でも家族ができる限り1部屋に集い、やることはそれぞれ違っても、この生活が節約生活につながり、家族円満になるのではないでしょうか。

②共同のキッチン・浴室・トイレ。

家族が協力して料理をして、時間短縮。家族が時間を空けず続けてお風呂に入り、電気・ガス代節約。

③水道は、井戸で手こぎポンプ。

水の出しぱなし、不必要なお湯出しをしなければ、省エネ節約になる。

④風呂は、五右衛門ぶろでまき焚き。

このことに当てはまる現代の生活習慣はありませんね。

⑤洗濯は、たらいで洗濯板で洗濯。

洗濯するときは、残り湯を利用する。私の家でも最近洗濯機の残り湯のポンプが壊れたので、残り湯用のバスポンプを2691円でアマゾンにて購入しました。

最後にまとめ

幼い頃を思い出してみて、その頃は貧乏とか普通の家庭かとか考えていませんでしたが、おそらく貧乏の家に入るのかな?と思いました。でも、全然不幸とかうらやましいと思わなかったと思います。しかし、小学校高学年くらいからは、思い始めたと思います。
今の時代、家族がバラバラで、同じ家の中にいても別の部屋でそれぞれ好きなことをして暮らしていることが多いように思います。ステイホームが多くなり、少し習慣化してきて、昔のように家族が集い、同じ空間を共有して、ゆったり過ごす良さを知り、環境にも優しい生活ができるのではないでしょうか?そういう私も、普段は、妻は1階私は2階で好きなことをやってます。
でも、出かけるときは、買い物・旅行・用事等ほとんど2人で出かけています。これも節約につながるのではないでしょうか?

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